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OCEAN DOCKYARD  ~1/200 model ship builder~
1/200スケールでラジコン船を製作しています。
第五福竜丸訪問記
どっは~、年度末なので仕事が忙しくて死にそうでござるな。
さてさて、今回は、先週の土曜日に1/200艦船模型倶楽部のお仲間と、新木場の材木屋さんに木を見に行った帰りに寄った第五福竜丸記念館の訪問記でありますよ~。

「第五福竜丸」と言えば、1954年のビキニ環礁におけるアメリカ軍の水爆実験に巻き込まれ、乗組員全員が被曝してしまった事件で有名です。しかし、東京は夢の島に「第五福竜丸」が保存・公開されていることはあまり知られていない気がします。

記念館の外観はこんなん感じです。
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第五福竜丸は、後に東京水産大学の練習船「はやぶさ丸」となりましたが、1967年に老朽化のために廃船となり、夢の島近くに打ち捨てられていたそうです。しかし、ほどなくして、廃船「はやぶさ丸」が有名な「第五福竜丸」であることが知れ渡り、保存運動の末に現在の場所に設置されたそうです。
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艦内に入ると、ど~んと船体が鎮座しております。
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室内だからそう感じるのか、結構でかいっすね!
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ブリッジ周辺
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ブリッジアップ。レトロ感満載のデザインがお洒落です。
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甲板上の様子。木造船特有の温かみを感じます。
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室内での保存といえども、元が木材のために至る所に劣化による破損が見られます。
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木の張り方が、とても参考になります!
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船底部。驚いたことにビルジキールが無いっす!横揺れ半端なかっただろうな・・・。
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船底には、補修用と思われる金属パッチが至る所に貼ってありました。
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スクリュー付近。クラシカルなつくりで、まるで帆船のようであります。
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一体どうやって、こんな太い板を船体のカーブに沿って曲げていったのでしょうね?
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船尾を下から見上げる。船名が「福龍丸」になっています。展示施設は「福竜丸」であり、両方使っていたのですかね。
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船体の横には、元乗組員の方が作った精巧な模型も展示されています。
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外には、「福竜丸」のエンジンが展示されています。
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今回は、今では珍しくなってしまった木造船体を間近で観察することができ、大変勉強になりました。
やはり、「こじま」と違い、現物が残っているのは素晴らしいと感じました。
しかし、全長僅か30mの漁船ですらこれだけ大きな展示室が必要なわけですから、全長約80mの「こじま」を丸ごと保存することは、極めて困難であったのかもしれません。
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コメント
コメント
原水爆の負の歴史というだけでなく現存する木造船しても非常に史料価値のある船ですね。
推進器周りは1860年代の船とあまり変わりませんね、スクリューは進化していますがw
ビルジキールがないことは知らなかったので驚きです。
木材の加工については大型の室で蒸しあげて柔らかくして整形していたと聞いたことがありますが、今ではもうリベット同様にロストテクノロジーになっているかもしれませんね。
2018/03/11(日) 22:30:47 | URL | 主任P #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> 主任Pさん
私がまだ小さかったころ、九十九里の海岸には打ち捨てられた木造の漁船がポツポツと置いてあった記憶があります。
今でいう不法投棄そのものだったのでしょうけどw

木は大型の室で蒸して曲げたのですね。今でもそのような工法で作られた船はあるのでしょうかね?
今回、第五福竜丸を見学して、木造船の温かみある造形に心打たれた次第であります。
2018/03/12(月) 23:53:12 | URL | azuken #- [ 編集 ]
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