OCEAN DOCKYARD  ~1/200 model ship builder~
1/200スケールでラジコン船を製作しています。
ポーランド潜水艦「オジェウ」 その3
さぁ,日本ではドマイナー。ポーランドでは大ブレイク?の謎の潜水艦オジェウについてお送りしております。

ざっぱくなデータとしては以下のとおりです。

基準排水量:1100トン(水上)
      1437トン(水中)
全長:84メートル
全幅:6.7メートル
武装:10.5センチ単装砲1門
53.3センチ魚雷発射管8門

見た目の印象は,日本海軍の伊16型とフランス海軍のシュルクーフ,おまけに瀬戸内で水揚げされたマダコをミックスしたような感じとでもいうか,えもいわれぬコケティッシュかつヨーロピアンな魅力に溢れております。建造はオランダということなので,技術的にはそれなりに高いレベルにあったと推察されます。

この潜水艦,母国ポーランドではかなり御高名らしく,現在では3代目オジェウが就役しています。その栄えある初代がここで取り上げているオジェウということになります。

みなさん御存知のとおり,第二次世界が始まってすぐ,ドイツ様の速攻と,まさかのソ連の辻斬りによってユーラシアの大地に倒れたポーランドではありますが,戦いっぷりが臆病であったとの記述はあまり見受けられません。無敵のドイツ機甲師団に騎馬突撃を行うなど,在りし日の武田騎馬軍団もあわやの勇猛果敢っぷりでございます。

陸戦でのエピソードには事欠かないポ国ですが,海では芳しくなかったようです。交戦期間が短かったことと,ドイツ海軍とポーランド海軍では,大人と子供というレベルではなく,グリズリーとピグミー・マーモセットくらいの戦力差があり,まともな海戦になりようが無かったという背景もあったようです。

だがしかし!!1940年4月8日,オジェウ様は,ゴリアテに一泡ふかせたダビデのように,ノルウェー沖でドイツ輸送艦リオ・デジャネイロを必殺の魚雷にて屠り去ったのであります!!(大拍手)

たとえこの時点で国が滅び去っていようとも,憎きハンスに一矢報いたオジェウに対するポーランド国民の熱狂たるや推して計るべし!!

大金星を挙げたオジェウであるが,その後,哨戒作戦中に消息を断ち,短くも波乱に満ちた生涯を終えたのでありました。(南無三)
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