OCEAN DOCKYARD  ~1/200 model ship builder~
1/200スケールでラジコン船を製作しています。
リシリューで考える仏艦の魅力
いや~、度々コメントで「イタ艦とかソ連艦ばかり作っていますが,実はフランス艦のファンです」とか意味不明な事を書いてしまっているので、フランス艦はかくも素晴らしく、魅力あふれるお船であることをお伝えしなくてはならぬと思い、急遽筆をはしらせた次第であります。

まぁ、フランス艦といったら、やっぱりリシリュー級戦艦の4連装主砲のイメージが強いのですが、やはりこの船は当時のフランス海軍を象徴するような船であったと思います。
よくビスマルクとの引き合いに出されて比較されるリシリュー君ですが、その設計思想のアヴァンギャルドさは他国の追随を許さぬものがあります。

まず、煙突と後檣を一体化したマックなど、未来からタイムスリップした技師でもいたのか!?と疑うほど現代的な形態です。

また、リシリュー級のトレードマークでもある4連装主砲も、まとめて前部に集中配置するなど、

「この船が逃げることなど想定外」

とでも言わんばかりの、強気なデザインが冴えまくります。

でも、実際にフランス海軍が敵を追いまくる海戦を、見たことも聞いたこともないのはオイラだけではないはずである。

どちらかというと、退却戦に備えて主砲を後部に集中させ、他国には「いざと言う時は、主砲を後ろにぶっ放してダッシュし、その勢いで敵艦に体当たりします」くらいの言い訳を用意したほうが,よほど現実的であっただろう。

しかし,リシリューの実際の戦闘力は,未完成であったにも関わらず、ダカール防衛戦で英国戦艦を撃退するのに貢献しており、スペック通りの高いものであったようだ。
軍艦研究の大家、福井静夫氏はこの船を、「まとまりのある設計の船であることは確かだが、大和や武蔵が経験したような激烈な航空戦になったら、あそこまでは粘れないだろう」と評している。

でも、魚雷を10本、20本くって、まだ浮いているような化け物戦艦と比べるのはリシリューが可哀想というものだ。新進気鋭の幕内力士を、膝を怪我する前の全盛期の曙と比較する様なもので、両者の共通点はもはや「霊長類」という一点だけだ。

そんなこんなで、全くフランス艦の魅力をお伝えしていないのですが、一つだけいいこと言わせてください。


「ダンケルクの艦橋って、比叡に似てね?」


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ダンケルクの艦橋付近

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比叡の艦橋付近


以上、フランス万歳のazukenでございました。



ほ~ら,フランス艦を作りたくなってきたでしょう。
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