OCEAN DOCKYARD  ~1/200 model ship builder~
1/200スケールでラジコン船を製作しています。
ポーランド潜水艦「オジェウ」グラフティー
さて,いよいよオジェウのモデルの登場です!!
作品がいけてない理由は,おいらの工作技術力が未熟なだけではいのは前述のとおり(言い訳)だ。

まずは,前方からの勇姿をご覧いただこう。
艦橋頂部のアールの具合がタコの頭にそっくりである。
10,5cm砲のカバーから砲身にかけてのラインもまさにタコ口だ。

DSC00080.jpg

さて,お次はサイドビュー。
全体的に滑らかな曲線で構成されており,日本潜水艦のような無骨さや,Uボートのような機械的なシルエットでもない,どちらかというと有機的なアウトラインの潜水艦である。

DSC00081.jpg

後方からも覗いて見よう。
グリーンのお腹が,なぜだか東ヨーロッパっぽくてお洒落だ。
これならコルチャック先生もご機嫌だ!!

DSC00083.jpg

さて,「このオジェウも実はRCなんです!!」と胸を張りたいところだが,当造船所の科学技術力は中学2年生の時点で止まってしまっているので,内蔵式のメカではありません。
秘密兵器はこちらです。

DSC00092.jpg

便利ですねー。これ。京商のサブマリンモーター。
浮かぶものなら何でも底に貼り付ければRCのお船が出来上がるという,優れもの。
まさに,艦船模型界のタケコプターです。

それでは,最後にもう二枚。
我が家のお風呂で遊弋するオジェウでございます。

DSC00099.jpg

DSC00100.jpg

お風呂(ちょっとぬるめがいいね!!)につかりながら,在りし日のオジェウに想いを馳せるのもまた格別ですな。
スポンサーサイト

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

ポーランド潜水艦「オジェウ」 その3
さぁ,日本ではドマイナー。ポーランドでは大ブレイク?の謎の潜水艦オジェウについてお送りしております。

ざっぱくなデータとしては以下のとおりです。

基準排水量:1100トン(水上)
      1437トン(水中)
全長:84メートル
全幅:6.7メートル
武装:10.5センチ単装砲1門
53.3センチ魚雷発射管8門

見た目の印象は,日本海軍の伊16型とフランス海軍のシュルクーフ,おまけに瀬戸内で水揚げされたマダコをミックスしたような感じとでもいうか,えもいわれぬコケティッシュかつヨーロピアンな魅力に溢れております。建造はオランダということなので,技術的にはそれなりに高いレベルにあったと推察されます。

この潜水艦,母国ポーランドではかなり御高名らしく,現在では3代目オジェウが就役しています。その栄えある初代がここで取り上げているオジェウということになります。

みなさん御存知のとおり,第二次世界が始まってすぐ,ドイツ様の速攻と,まさかのソ連の辻斬りによってユーラシアの大地に倒れたポーランドではありますが,戦いっぷりが臆病であったとの記述はあまり見受けられません。無敵のドイツ機甲師団に騎馬突撃を行うなど,在りし日の武田騎馬軍団もあわやの勇猛果敢っぷりでございます。

陸戦でのエピソードには事欠かないポ国ですが,海では芳しくなかったようです。交戦期間が短かったことと,ドイツ海軍とポーランド海軍では,大人と子供というレベルではなく,グリズリーとピグミー・マーモセットくらいの戦力差があり,まともな海戦になりようが無かったという背景もあったようです。

だがしかし!!1940年4月8日,オジェウ様は,ゴリアテに一泡ふかせたダビデのように,ノルウェー沖でドイツ輸送艦リオ・デジャネイロを必殺の魚雷にて屠り去ったのであります!!(大拍手)

たとえこの時点で国が滅び去っていようとも,憎きハンスに一矢報いたオジェウに対するポーランド国民の熱狂たるや推して計るべし!!

大金星を挙げたオジェウであるが,その後,哨戒作戦中に消息を断ち,短くも波乱に満ちた生涯を終えたのでありました。(南無三)

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

ポーランド潜水艦「オジェウ」 その2
賢明なる諸兄なら,この記事を見てすぐにこう突っ込みたいはずだ。
「お前確かセンプ(sep)っていう潜水艦買ったのに,なんで日記のタイトルがオジェウ(orzel)なんだよ?」

そう,おいらもオジェウ買ったつもりはないんだけど,入っていたのがこれなんだもん!

「細かい事は気にしなーい!それワカチコ,ワカチコ!!どうせ同型艦らしいしね!」(2年後くらいにこの記事見たら,○ッティーなつかしーって思うんだろうなぁ)

と,いうわけでセンプ改めオジェウとはいかなる潜水艦なのか?

「さぞやマイナーで,本国ポーランドでも知る人は少なく,モデル化された事は奇跡に近い珍事なのだろう・・・・・」

とか思っていたら大間違い!!

カードモデル(紙模型)のメッカであるポーランドでは,各種スケールで紙製のオジェウが販売されており,こともあろうにオジェウをテーマとしたHPまである始末!!(ポ語なので意味は分かりませんが,オジェウをリスペクトする熱い情熱だけはビンビン伝わってきます)

こいつがモデルカードの「オジェウ」だ!
4e1343d6.jpg

もういっちょ,いってみよう!!
1992_12orzel-sep_wilk-zbik.jpg


「まるで,伊19のような扱いだよ母さん・・・」


次回はオジェウ(実艦)についてのレポートです。

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

ポーランド潜水艦「オジェウ」 その1
おいらは1/200スケールの模型を求めて,日々「はやぶさ」ばりの探索活動を続けています。

1/200で船の模型を作り始めてから,飛行機や鉄道など,船に関係のないものまで集める癖が付いてしましました。それらを用いて一体何をしようとしているのか,もはや自分でも分かりません。一人1/200東武ワールドスクエアー(1930~40年代限定)でもやろうとしているのでしょうか?

先月,秋葉原の某模型店を物色していると,見慣れぬ潜水艦のキットを発見しました(もちろんスケールは1/200だYO!!)。これが,その写真です。

DSC00090.jpg

O.R.P.「SEP(センプ)」。な,謎である・・・・。
O.R.Pって確かポーランド海軍の事だよな?
ちなみにメーカー名は「ACCURA」おそらくポーランドのメーカーと思われます。

箱を開けてみると,そこにはクラクラするような素敵なアナザーワールドが広がっていたのであります!!
あまりの衝撃に写真を撮る事すら忘れ,皆様に箱庭異次元空間をご覧に入れる事が出来ないのが非常に残念です。
せめても,この明らか手で引きちぎったような組み立て説明書から,その片鱗を感じ取って頂きたいと思います。

DSC00091.jpg


「商品なんだから,せめてハサミくらい使おうよー」とケツの穴の小さい事を思ってしまったら負けです。無菌列島JAPANですっかり野生の牙を抜かれ,くされチキンな男に成り下がってしまった証拠なのだと,自らを激しく責めたてましょう。

人生とは修行なのです!壁を乗り越えてこその成長なのです!!

これを作ったバイキングの子孫たち(多分)は,細かいことなぞ気にシナイ勇猛果敢な戦士達なのです(おそらく)。工場では,裸にトナカイ皮のチョッキを着た屈強なオッサン達が,汗と油にまみれて「えんやこーら」と掛け声合わせ,男らしいキットを日夜生産して下さっているに違いありません(推測)。

船体が微妙に左右非対称なのも,スジ彫りがひん曲がっていたり,プルプルしていたりするのも,プラスチックがマーブル模様(明らかに異物混入の形跡)なのも,それら全ては・・・

手作りの味 なのです!!

これをインジェクションキットだと思うてはなりませぬ!

手作り民芸品!!そう,お土産でよくある熊の木彫りの一種として考えましょう。

「プラモじゃない,プラモじゃない,民芸品,民芸品,民芸品・・・・・・」

心の中で百回くらい唱えなおしてから,もう一度このキットを見れば,怒りのマッハ・パンチで買ったばかりのキットを,自ら破壊するという悲劇を回避できるものと堅く信じるのであります。

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用