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OCEAN DOCKYARD  ~1/200 model ship builder~
1/200スケールでラジコン船を製作しています。
2023.02.18 稲毛プチ走航会
さてはて、去る2月18日に稲毛海浜公園で、ちょこっとだけお船走らせてきたでありますよ。
まずは、マイロンさんの「もがみ」型。今回も快調に走っていました。
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これ、販売したら絶対売れるやつですわ。
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今回は、マイロンさん、りんたんさん、おいらの3人でまったり楽しみました♪
ちなみに、でかい池の方にはまだまだ渡り鳥がたくさんいたので、小さい池で粛々と走らせておりました。
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りんたんさんの「球磨」。こちらもまた快調♪
1/200軽巡サイズは、運搬も取り扱いも楽で良いですな。
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おいらの「矢矧」。走航会には久々の登場です。
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小さい池は水深が浅く、重巡サイズがギリギリかもしれません。
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時空を超えた2隻の邂逅w
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最新鋭護衛艦と第二次大戦時の船では、こんなにもスタイルが違います。
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「矢矧」のセクシーな後ろ姿。搭載機が瑞雲と強風なのはお愛嬌です。
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この日は、「香取」に小型カメラを装着して、撮影モードの実験を行いました。
そうです、実はこの「香取」の艦橋基部にはローテーションサーボが仕込まれており、撮影艦としての機能が備わっておるのです!(カメラを乗せるとトップヘビーすぎてフラフラになるのは内緒です)撮った画像は、そのうち暇になったらアップいたします。
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で、この日の締めは、稲毛海浜公園の浜辺にできた桟橋カフェで一服。
夕日がきれいだったので、「矢矧」を箱から出してパシャ!
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かつての金曜ロードショーを彷彿とさせる見事な夕暮れでござった。

そんでは、また~。
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参加型艦船模型イベント「ステ艦フェス」無事開催!
去る1月7日に、無事に「ステ艦フェス」を開催することが出来ました。
ご参加いただいた方々、応援・協力していただいた方々に心より感謝申し上げます。

当日は、力作の模型やイラスト、ドールなども登場し、ステージイベントでは劇団みちたか氏のプロデュースによるコント等、様々な出し物もありたいへん楽しい時間を過ごすことが出来ました。

個人的には、持込作品の作者の方から聞くお話がとても興味深く、今後の模型制作のモチベーションが大きく高まりました。お話していただいた方々、本当にありがとうございました!

今回は楽しさのあまりに酔っぱらってしまい、写真を撮ることが全然できませんでしたよ(;^ω^)
とりあえず撮った数少ない画像をご紹介します。

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秋風さんによるイラスト。砲艦「赤城」と架空の戦艦による戦列を勇ましく描いた「艦隊」です。
どちらもボールペンで緻密に描かれており、たいへん見ごたえのある作品です!
秋風さんは、艦娘のイラストなども描かれるので、次回はそれらも展示してもらえたら嬉しいですね♪

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そしてこちらは、Sさんによる1/2400と1/2500スケールのウルトラミニミニ艦船模型です。空母は缶コーヒーのおまけをベースにして艦載機や作業車両を自作されたそうです。下の戦艦は、ホワイトメタル製の製品をこれでもか!ってくらいにディティールアップしたらこうなるそうです。(普通は絶対にこうはならないと思いますw)作品の小ささと反比例した圧倒的な存在感が素晴らしい逸品でございました。

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こちらは、おいらの浮かぶ港湾ジオラマ「千葉みなと鎮守府」です。プールにドカンと浮かべて展示しました。このイベントに合わせて新規建造したドックもかろうじて持ち込むことが出来ました。(イベント開始の数時間前まで作っていて、まだ塗料が乾いていない部分があったのは内緒ですw)

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そしてこちらが噂のイベント限定メニュー。「なんちゃってBar庭」のマスターであるピエール氏が開発した「沈黙のカレー」‼
アメリカンドックとウィンナーでできた潜水艦が、カレーの海にぷかりと浮かんでいます。お味も大変おいしゅうございました♬

そんなわけで、今回も楽しくこのイベントを終えることが出来て何よりでした。
会場を大いに盛り上げてくれたレイヤーのさちころさん、ベリーさん、春野さん。また、謎の艦船組体操を繰り広げてくれたレタス艦隊の皆様、お疲れ様でした&ぜひ次回もよろしくお願いいたします!

今回、参加くじの景品はマイロンさんとすまさん製作による、1/200スケールの機銃や搭載機、戦車やトラックだったので、モデラーの方々はぜひそれを活かして作品を作っちゃてください!次回の走航海は、5月くらい?なので、今から起工すれば一隻間に合いますね!マイロンさん、すまさん、素敵すぎるお土産をありがとうございました!
参加型艦船模型イベント「ステ艦フェス」においでやす‼
あげましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします!

さて、来る1月7日は、艦船模型やイラストなど持ち込み大歓迎の「ステ艦フェス」の開催日でございます。
このイベントは、会場である「なんちゃってBar庭」を借り切って、趣味で作った様々な作品を肴にしてみんなで飲んで語り合おうという、大人の趣味の祭典を目指しているイベントです。
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(画像は前回のステ艦フェス会場の様子)

前回(2018年)は、艦これレイヤーさんが、参加者が作成した艦船模型と共に、ファッションショー宜しくランウェイを練り歩くという斬新すぎるパフォーマンスを繰り広げましたが、今年もプロデューサーの劇団みちたか氏が、いろんなおもしろネタを用意して皆様をお待ちしています!
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(レイヤーさん&白タイツ氏による千本桜のダンス)

また、艦船模型を主軸としたイベントなので、前回同様、室内プールも設置予定です!何といっても水もの模型は浮かべて楽しみたいですね♪
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今回の持込展示作品の目玉は、ウルトラ精密3Dプリント模型のビルダーとして知られるマイロンさんの新作、海自の「もがみ」型新鋭護衛艦と1/100海防艦「志賀」です!3Dプリントで模型を製作されている方にとっては、お手本となるレベルの作品を生で見ることが出来るまたとないチャンスです!
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(昨年11月の彩湖走航会におけるもがみ型)

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(現在マイロン氏が製作中の1/100志賀)

また、マイロンさんと共に3Dプリントを駆使しまくって様々なモデルを開発しているすまさんも、1/200スケールの艦載艇や戦車、トラック、水上機などをガチャガチャ仕立てにしたユニークな展示を予定しています!また、この素敵すぎるガチャは、入場時のくじ引きで当たるかもしれないとのこと!こいつは楽しみです♪
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(すまさん作1/200小物~ズ。欲しすぎる!)

入口くじ引きの景品には、劇団みちたか氏がかつて作った「ちば素敵艦隊」クリアキーホルダーもあるそうです!これを付ければ、あなたも立派な艦隊クルーです!
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おいらも、1/200浮かぶ港湾模型を持ち込み、室内プールにど~んと浮かべる予定です。また、普段の走航会では見ることが出来ない、照明を点灯した状態で展示します。浮かばせることが出来る模型をお持ちの方は、ぜひ自慢の作品を停泊させて写真を撮っちゃいましょう♬
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会場では、もはや「ちば素敵艦隊」のイベントでは恒例となっている「重油カクテル」や、会場となる「なんちゃってBar庭」オリジナルの潜水艦をモチーフとした「沈黙のカレー」なる隠しメニューも登場するとかしないとかw

持込作品は当然大大大歓迎ですが、これから作品を作ってみたい方も超絶大歓迎です。メンバーが自作の作品をとおして、作り方等懇切丁寧にお伝えします♪

そんなわけで、1月7日はぜひ「ステ艦フェス」にお越しくださいませ!

【イベント情報】
開催日:令和5年1月7日(土)
場所:なんちゃってBar庭 千葉県千葉市中央区栄町35−10 2F
時間:13:00~20:00
内容:13:00開場、18:00~ステージイベント、20:00終了
入場料:2000円
地図:
1/200RC「矢矧」ついに完成す!
さて、建造ペースが決して早いとは言えないわたくしめにござりますが、長年「未完成」を続けておりました「矢矧」がついに完成いたしました。
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ブログを確認したところ、なんと2013年の10月から製作記事がスタートしていたので、完成まで9年もかかったとう・・・。

今思い返すと、この船トラブルの連続だったなぁ。(遠い目)

まず最初に、ベースにしたペパクラの型紙が厳密な1/400ではなく、ディフォルメをかけてあったので、船体の大きさが結構違っていて作り直しになったのを皮切りに、上部構造のいくつかも作り直し。

お次に、初めて作ったモーター4発の船だったので、うまく適合するスピコンを見つけることが出来ずに、オーバーヒートで3個くらいのスピコンを焼きまくり、静岡艦隊のABUさんのアドバイスを頂いて、ようやく大容量のアンプを見つけ出すことが出来ました。そんなこんなで、結局動力系を安定させるのに数年間を要しました。

さらに、照明装置のLEDを仕込み終わり、試しに点灯しようとしたところ、電源に抵抗を付け忘れてしまい、設置したばかりの大量のLEDを一発焼失(´;ω;`)
艦橋等の構造物内に配線を隠していたので、電球だけでなく、せっかく出来上がった構造物を再び分解する羽目に陥ったのも、今となっては良ひ思い出です。

そして最後のハードルは………。

そう、矢矧の全身にハリネズミみたいに設置された機銃でした。
無数に存在する細かすぎる機銃を作る気がどうしてもおこらず、放置すること5~6年。事態はおいらの努力ではなく、船模型仲間のマイロンさんの偉大なる援助によって動いたのです!

デジタル3Dモデラーの雄として知られるマイロン氏ですが、何とビックリ試しに作ったという25㎜単装機銃と3連装機銃の試作品を気前よくポ~ンとプレゼントしてくれたのであります♪
その出来栄えは、おいらの腕では到底手作業で作ることが出来ないようなスーパーディティール仕様!おまけに、矢矧一隻を完成させることが出来るほどの数を頂けたので、この度めでたく完成させることが出来た次第です。
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これがマイロンさんから頂いた3Dプリント製1/200スケール25㎜単装&3連装機銃!恐るべき精密感です!

この無敵の機銃群を手に入れ、ようやくおいらの「矢矧」は完成したのであります。
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「阿賀野」型軽巡は、5500t型の後継者らしく細身で小型のシルエットです。

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主砲周辺にも機銃がワラワラと積んであります。甲板上に増設された単装機銃の周辺には、土嚢やら増加装甲版なんかもあったようですが、作るのめんどいのでオミット!

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煙突周辺。搭載機の予備フロートや各種パーツが格納されていますが、ほんとにこんなところに積んでたんですかね?ま、おいらの場合、それらしければオッケーなので問題ないっす!

搭載機も更新しました。
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新しい搭載機は、史実では積んでいなかった水上戦闘機「強風」です。

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飛行甲板には、救命ボート代わりの木材が大量に積み込まれていたようです。沈没したらボートの代わりにこれに掴まっていろと……。

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もう一基の搭載機は、カタパルト上にあり、こちらも史実では搭載されなかった瑞雲です。

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瑞雲は、ぱっと見は零式三座水上偵察機と似ていますが、良く見るとよりマッシブで厳つい感じがします。流石は急降下爆撃可能な機体なのです!

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強風の太い機種周りのデザインが、水上戦闘機らしいどう猛さを醸し出しています。

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今回強風と瑞雲を載せたのは、艦これ2期でこの両機が大活躍しているので、応援のつもりであります。機体は、瑞雲が紙模型工房さんが公開している1/48のペーパークラフト、強風はe-cardmodelsで購入した1/100のペパクラを、1/200に縮小して製作しました。

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機銃ガン積みの艦尾周辺。もう空いているスペース全部に機銃のけってみた!って感じです。

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後ろから見た様子。今回、機銃と搭載機以外にも、経年劣化でグラついていたカタパルトの回転部分の補修や、外れた手すりの補修なども行い、やっとこ完成となりました。

次の走航会では、久々に持ち込もうと思います。

そんでは、また~。

埼玉県の彩湖に1/200大艦隊が出現‼
令和4年11月12日(土)に、埼玉県戸田市にある彩湖において、1/200RC艦船模型の合同走航会を実施いたしました。
近年はコロナの影響で、大規模な走航会やイベントをうてずにいたので、久々に集まって船を走らせることが出来、とても嬉しく思います。
今回は、横須賀方面からはいつもご参加いただいている衣笠栄三さんとY内さんが、静岡方面からはナオさん、テクリマンさん、H秀さんが参加してくださいました。遠路はるばるお越し頂き、感謝感激なのでであります!

今回は、港湾ジオラマの遠征実験として、千葉から埼玉まで千葉みなと鎮守府を担いで行ってまいりました。で、こんな感じ。

う~ん、マンダム♡ 

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荒れると冬の日本海のような荒波になることもある彩湖も、この季節はご覧のような鏡面仕様の水面でございます。これからは、秋以降の演習地は彩湖で決定だね♪
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個人的に今回撮った画像の中でイチオシのすまさん作「三笠」。まるで出撃準備中みたいでテンション爆上がりです。ストラクチャー万歳!
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Y内さんの「日進」。あまりの完成度の高さに、後光がさしておりますな。
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彩湖は水面が広いので対岸が遠くに見えて、ローアングルから撮ると実物のように見えます。
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大クレーン越しに眺める港湾の様子。
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5月の走航会に続いて、今回も艫を並べることが出来たおいらの「香取」とY内さんの「日進」。この2隻が同スケールのRC船で並ぶところが見られるのは、世界広しといえどもここだけだと思われます。
ちなみに、手前の赤いクレーンが池ポチャしましたが、工作用紙に低粘度瞬間接着剤を染み込ませまくった謎紙製なので、全く問題ありませんでした。
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船がたくさんいると港も華やかです。
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衣笠栄三さんのオールバニ級。冷戦期の違法建築といわれるひょろ長い煙突や艦橋が織りなす、独特なシルエットが魅力的です。この船、なんとトップのレーダーを内臓しているモータークルクルと回すことが出来ます!
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出港前、罐に火を入れた「香取」。
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ナオさんのWW1時のオーストリア巡洋艦「ヘリゴランド」。こんなマニアックな船をRC化する人、他にいるんですかねw
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衣笠栄三さんの「宗谷」。輸送船が港にいるだけで、いきなり実物感がアップするので、私も1隻輸送船を作りたいと思います。
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この日の港には、ひっきりなしに船が出入港を繰り返していました。
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で、今回の目玉はこれ!
前回の走航会で試運転を行ったマイロンさん謹製の3Dプリント製「もがみ」&「くまの」であります。今回、なんと一気に2隻同時に進水です!
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この日は実艦も乗船体験のようなイベントをやっていたようなので、まさに「もが・くま」デーですな。
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うひゃ~カッコいい!まるで本物の様です。これ、キット化したら絶対売れますよ、マイロンさん!
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「もが・くま」のプリケツ♡
逆光で感銘が見えにくいのが悲しい…。
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「日進」と「香取」に挟まれて停泊する「もが・くま」。
時代も国も違う船を、同じスケール(1/200)で並べて見られるのが、私達「1/200RC艦船模型倶楽部」の最大の特徴です。
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ちなみに、この「もが・くま」、5月の試運転時の船体ではないそうで、5月のプロトタイプは、貴重なデータを提供した後、哀れスクラップとなり、今回の船はその時同時にプリントした7体もの船体から作成したものらしいです。

なんか、綾波レイみたい…w

このように、3Dプリントを駆使した造船だと、内臓メカさえ揃えれば複数隻同時進水が可能となることをマイロンさんが示したことは、今後のRC艦船模型界にとって新時代の到来を告げるものである気がするのは、おいらだけではありますまい。

何はともあれ、久々に沢山の方々と船を走らせることが出来て楽しかったです。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

【追伸】
来年1月7日(土)に、バーを借り切って自慢の艦船模型を肴に、みんなで酒を飲みまくる、飲んだくれ系ドカオス艦船模型イベント「ステ艦フェス」第2弾!を実施予定です。千葉に来られる方は、是非ご来場くださいませ。